SERVICE
診療内容について
①整形外科(日本整形外科学会 整形専門医、脊椎脊髄病認定医、スポーツ認定医)
◎肩こリ ◎首の痛み ◎背中の痛み ◎腰の痛み ◎膝の痛み ◎椎間板ヘルニア ◎ぎっくり腰 ◎手足のしびれ ◎神経痛 ◎五十肩 ◎腱鞘炎 ◎つき指 ◎打撲 ◎ねんざ ◎脱臼 ◎むち打ち ◎切り傷 ◎巻き爪 ◎靭帯損傷 ◎半月板損傷 ◎テニス肘 ◎野球肘 ◎肩腱板損傷 ◎肉ばなれ ◎腰椎分離症 ◎手足の骨折 ◎背骨骨折
などに対してレントゲン装置や超音波検査器にて診断し、クスリ、注射、
物理療法( 電気,光線,温熱,超音波など)、装具や運動療法などにて対応します(当院の特徴 を参照してください)。

レントゲン
レントゲン装置
脊椎、股関節など身体の深いところの骨の状態や手足の関節の骨全体を検査するのに使用します。また、神経根ブロックや骨折の整復の時にも使います。放射線を使用しますので、普通の場合は問題ありませんが、妊娠の可能性のある場合は申し出て下さい。

MyLabFive
デジタル超音波検査器
妊娠中にお腹に当てるのと同じ超音波を使って、筋肉、靭帯、神経、骨、軟骨などの状態を 見る装置です。肉離れ、腱鞘炎、靭帯損傷、骨折、軟骨損傷、ガングリオン等に対して、レントゲンの様に放射線を使用しないので安全に検査が出来ます。
腱鞘炎、ねん挫、腱断裂、肉離れ、神経腫、骨折、軟骨損傷、ガングリオンなど
上記の症状や疾患以外にも
◎骨粗しょう症
特に女性は閉経後に急激に骨密度が低下し80才頃には半分以上の方が骨粗しょう症になってしまいます。足腰が弱るのと相まって転倒しやすくなり手首、背骨、股関節の骨折を起こして介護が必要になったりします。したがって骨折を防ぐことは活き活き生活を維持するには重要となります。当院では骨密度や骨代謝マーカー(血液検査)を定期的に測定して治療します。特に脊椎圧迫骨折に対してはコルセットと骨形成薬を積極的に使用することで出来るだけ早期の痛みの改善をめざしています。骨粗鬆症は薬に頼るだけでは改善率は良くありません。薬+運動+食事の三位一体で治療することでより効果が出ますので、運動や食事にも力を入れてください。
◎小手術も局所麻酔で可能な手根管症候群、腱鞘炎、陥入爪、小外傷などは行なっています。
②リウマチ科(日本リウマチ学会 リウマチ専門医)
関節リウマチは早期診断、早期治療が大切です。関節の破壊が進んでからではその修復は困難となります。日本には60~70万人の関節リウマチの患者さんがいて、女性の患者さんが男性の3~4倍と多く、30~50代が多いが、60歳を過ぎてから、あるいは16歳未満の若い時期に発病する場合もあります。関節リウマチは遺伝が関与することが分かっていますが、家族に関節リウマチの方がいるからといって、必ずしも発病するわけではありません。 手足の関節が腫れて痛みが続いている場合は可能性があります。症状と血液検査にて診断しますのでご相談してください。
下記に2010年にアメリカリウマチ学会/ヨーロッパリウマチ学会の分類基準と関節リウマチで痛くなりやすい手足の関節を示します。


痛風
食物の多くは、体の中で代謝されプリン体という生きていくうえで必要なものを生じます。プリン体が代謝されると最終的には尿酸という物質になり血液中に一定量存在します。血液中の尿酸の濃度が7.0mg/dlを超えると高尿酸血症となります。高尿酸血症が長く続くと関節の中で尿酸の結晶ができ、それに白血球が反応して急激な炎症を引き起こし痛風発作が起こります。
痛風発作の多くは足部に発症しますが、膝、手関節、指関節、肘関節などにもしばしば発症します。「尿酸値が正常なので痛風ではないのでは」と思われている患者さんもしばしばいらっしゃいますが、尿酸値は正常でもストレス、過度の運動などが誘因で発作の起こることはよくあります。
高尿酸血症は放置すると痛風結節や関節破壊(下図)をおこしたり、尿路結石や腎結石を合併し腎機能障害につながる可能性があります。また、高血圧、高脂血症、糖尿病、動脈硬化などの成人病と関係していますので痛風発作がおさまって痛くないからといって放置することはいいことではないとされます。当院では積極的に治療を行っております。



③リハビリテーション科(日本整形外科学会 運動器リハビリ認定医)
手足の骨折や靭帯損傷は一定期間の固定や安静が必要となりますが、その後は積極的に運動して機能を改善することが重要となります。しかし、自身では「どうしていいか分からない/動かすのが怖い、痛い」等でなかなかできないため障害が残りやすくなります。これを防止するために当院スタッフによる運動療法である運動器リハビリテーションを受けていただいています。
骨折以外にも、関節軟骨変性、神経障害、筋肉障害が原因での肩痛、 腰痛、膝痛、手足の痛みやしびれなどについても適応があれば受けて頂いただくことが出来ます。また、人工関節の手術後や脊椎の手術後についても対応出来ます。
予約制となりますのでご相談ください。


④各種装具
変形性膝関節症、へん平足、外反母趾・・・・サポーター、足底装具、矯正装具
腰痛、椎間板ヘルニア、圧迫骨折・・・・・脊椎装具
足関節靭帯断裂・・・・スピードレーサー、ギプス
足関節ねんざ・・・・・サポーター
⑤MRI(磁気共鳴画像)
当院には設備がありませんので、必要な場合は、連携病院(一ノ瀬脳神経外科病院、丸ノ内病院など)で検査のみの予約ができます。
⑥予防接種、健康診断書作成、特定健診、後期高齢者検診も行なっています。

FEATURES
当院の特徴
受診される患者様の殆どが痛みを訴えられ「痛み」はいかなる疾患が原因であっても最も辛い症状です。その治療にあったては西洋医学だけでなく代替医療(遠絡療法 、無血刺絡療法など)も利用し治療に取り組んでいます。また、微弱電流を利用した機器を中心に多くの治療器(それぞれの機器の説明参照) も用いています。


神経ブロック療法
a)硬膜外ブロック療法・・・・頸部、胸部、腰部のヘルニア、狭窄症などによる体幹や手足の痛みやしびれに対応します。まず、一回/週程度の治療で対応し、その後は症状に応じて漸減します。
b)神経根ブロック療法・・・・硬膜外ブロック療法にてなかなか改善しない神経根に由来する症状に対してレントゲン透視下に行います。神経に針が触れますので、頻回には行えません。
当院の実績a)+b)
2017年 | 18例/週 | 960回/年 |
2018年 | 20例/週 | 1060回/年 |
2019年 | 19例/週 | 1010回/年 |
c)星状神経節ブロック療法・・・・星状神経節ブロックとは、頚部にある交感神経節周囲に局所麻酔薬を注入し交感神経を一時的にブロックすることにより、交感神経の緊張緩和と筋肉や神経などへの血流を改善し頭部、頚部、肩、腕、胸部等の痛みを改善するだけでなく、脳血流改善によって視床や視床下部の機能改善の結果、アレルギー疾患の改善、ホルモンや自律神経中枢の働きが改善されて結果として身体全体の自然治癒力を高める作用が期待されます。その他多くの疾患(200以上)適応があります。詳しくは「星状神経節ブロック療法」若杉文吉著を参照してください。当院の待合や診察室にも置いてあります。
当院では痛みの治療だけなく多くの疾患に対して行なっています。治療としては一回/週を目安とします。
注) これらの神経ブロック療法は、施術後30分ほど休んで頂きます。針をさしますので血液の抗凝固剤を服用中の場合は施術できません。同様の効果は得られませんが、電気治療器にての対応も可能ですのでご相談ください。
当院の実績c)
2017年 | 27例/週 | 1440回/年 |
2018年 | 26例/週 | 1350回/年 |
2019年 | 30例/週 | 1550回/年 |

物理療法(特に微弱電流について)
微弱電流は 人間の身体の電気現象で流れているのと同じ程度の電流ですので通常何も感じません。それぞれの組織に最適の電流量や周波数があり、それぞれの組織や病態によって流す電流量、周波数も変わってきます。以下のような作用が実験的に認められています。
- 創傷部位への上皮と線維芽細胞の移行を起こす・・創傷の治りを促進
- 組織中のATP濃度とタンパク質合成を増やす・・細胞が活発になり治癒を促進
- 軟部組織や潰瘍の治癒を促す・・褥瘡、傷が早く治る
- 損傷した神経組織の回復を促す
- 骨癒合を促進させる
- 浮腫を軽減させる・・・腫れを早く改善し血行も良くなると早く治る
- 疼痛軽減・・・・サイトカインIL-1,6、TNF-X(炎症性サイトカイン)、神経ペプチ ドサブスタンスP(発痛部質)の血漿レベルで減少、βエンドルフィン(鎮痛物質)の放出、血漿コルチゾール増加などにより慢性腰痛、線維筋痛症などの難治性疼痛軽減にも効く可能性があります。「微弱電流治療の実際」山田幸一著より
当院で採用している電気治療機器の多くが微弱電流を流すことができます。微弱電流に特化した機器においては、様々な周波数や電流量の組み合わせで整形外科疾患だけでなく多くの疾患に利用できます。


ITO ES-530
立体動態波治療
②3DMENSやMCRモード/微弱電流を3次元や2次元的に流すことでより深部の治療が出来る。感覚閾値以下の微弱電流を使用し、損傷組織の治癒を促進する。
③Hi-Voltageモード/高電圧を短時間加えるツインピークス波形で深部まで到達し、疼痛軽減や損傷組織修復を促進する。
など、いくつもの機能を持つ治療器です。

寝違え、五十肩、腱鞘炎(ばね指)、運動系疾患ぎっくり腰(急性腰痛)、肉離れ、慢性的な筋緊張(肩こり・腰痛)、各関節の痛み、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症、手指・足指のしびれ、神経系疾患頸椎・腰椎椎間板ヘルニア、頭痛、半月板損傷(膝の痛み)、各靱帯損傷、スポーツ系疾患肩・肘の痛み(野球、テニス、バレーなど)、分離症(すべり症)、打撲など。


Biomini IIとBiokanax
微弱電流治療器

不眠、生理痛、糖尿病、腎機能障害、アトピー性皮膚炎、蓄膿症、疲労、ねん挫、ムチウチ、肉ばなれ、やけど、肌あれ、ニキビ、シミ、ギックリ腰、肩関節周囲炎


Elesas エレサス
微弱電流治療器

骨折、腫れ、肉離れ、ねん挫、ムチウチ、打撲、踵の痛み、五十肩、慢性腰痛、
ギックリ腰、テニス肘、野球肘、手術痕の痛み、腱鞘炎、坐骨神経痛、寝違え、花粉症、自律神経の調節、耳鳴、めまい


HOTMAGNER HM-2SC-A
温熱治療器

新陳代謝、血行、リンパの活動を促進、腰痛、頚部痛、関節痛


PRO ElecDT WaDit-12
理学療法機器

急性・慢性疼痛緩和、骨折治癒促進、循環障害改善、創の治癒促進、ダイエット、更年期障害、不眠症、夜間頻尿


キセノン AUVE iKO
干渉・温熱・光線

緊張型頭痛、顎関節症、ムチウチ、肩こリ、五十肩、テニス肘、ゴルフ肘、坐骨神経痛、変形性関節症、冷え症、便秘、自律神経失調症、メニエール、花粉症、円形脱毛症、アトピー性皮膚炎、ニキビ、皮膚潰瘍、床ずれ、帯状疱疹、レイノー症


Soma Dyne Axie AX-I
微弱電流治療機

筋肉・靭帯の硬結・緊張に、ケガによる炎症・腫脹に、打ち身・打撲・寝違え・ギックリ腰・つき指・ねん挫とうに、難治性ムチウチ、自律神経の調節・体質改善に


Trimix 202h
低周波治療器

寝違え、ムチウチ、五十肩、肩こリ、胸郭出口症候群、テニス肘、ゴルフ肘、手根管症候群、筋々膜性腰痛、坐骨神経痛、冷え症、変形性関節症


クリオス SD-5502
干渉電流型低周波治療器

ムチウチ、五十肩、腰痛、坐骨神経痛、ねん挫、ひざ痛、椎間板ヘルニア、打撲など


CHATTANOOGA エコー
超音波治療器

急性や慢性腱炎、腱鞘炎、変形性関節症、靭帯損傷、五十肩、癒着、反射性交感神経性ジストロフィー、帯状疱疹後神経痛、皮膚潰瘍、レイノー病、肩関節周囲炎、


ALPHABEAM ALB200
レーザー

腱鞘炎、手根管症候群、足底筋膜炎、手足のねん挫、打撲、関節炎
星状神経節ブロックの代用


OsuteotoronとAccellus
超音波骨折治療器

主に手足の骨折


EPIONE EPIONE2 MF-999
エピオーネ

頚椎や腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、骨折の治療、テニス肘 、野球肘、ねんざ


TRACTIZER TC-M2
ストレッチャー

変形性脊椎症、椎間板ヘルニア、筋筋膜性腰痛、坐骨神経痛



遠絡療法(自費診療)
「遠道相応穴位経絡治療法」を略して遠絡療法と言います。痛みや痺れなどの症状がある部位には触れず、遠く離れた部位を刺激して生命体の流れ(遠絡療法ではライフフローと呼ぶ)を再建し症状を改善する治療法です。難治性の痛みや心身の様々な症状を改善する為に西洋医学と東洋医学の二つの医学の限界に対し、臨床経験を基に柯 尚志(こうしょうし)医師によって開発された治療法です。専門のソフトレーザー(光のエネルギー)や木製の棒で治療ポイントに押圧刺激を加えます。
人間の体内には、西洋医学では血液、体液、リンパ液、髄液、ホルモン、神経などの流れ、東洋医学では「気」「血」「水」と言われる多くの「生命体の流れ」(ライフフロー)があります。これらが滞りなく移動・循環して生命は維持されています。遠絡療法の考え方は、疼痛や病状が発症するのはこの「生命体の流れ」が滞ってしまったため、丁度川の流れが土砂災害などで堰き止められて水が流れなくなってしまったのと同じような状態が原因で引き起こされるというものです。
従ってこれを治療するには、その障害物をまず取り除かなければならないのですが従来の医療には「ライフフローの循環不全やバランスの崩れによる病気の発症」という発想がありません。ですから、このライフフローの障害物の取り出し方も循環やバランスの回復方法もわかりません。
その結果、西洋医学では大掛かりな検査施設や医療機器、たくさんの薬や注射を使って治療の促進を図ってきました。しかしこれは、障害物によって堰き止められ洪水になりそうな水に対して、近くに溜池を作ったり、時にはダムのような巨大な排水施設を建設し、一時しのぎを行っているようなもので、ライフフローの障害を取り除かない限りは根本解決とはいえません。
遠絡医学創始者の柯尚志医師は、どのような疾患や症状も根源から治すという使命感と西洋医学・東洋医学の知識と経験を基とした長期に渡る地道な研究の結果、単に現れている病状だけを見るのではなく、人間の生命活動である原子の働き(原子エネルギー)を捉えるとともに、太陽と地球の間に生じるさまざまなエネルギーの原理に対応させて、その生命エネルギーの充実を図ることが重要であるということに答えを見出しました。そして、あらゆる症状の原因は、この生命エネルギーのバランスの失調であるということを発見し、生命エネルギーに関する理論の体系化と失調したエネルギーを回復するための治療公式を組み立てることに成功しました。これが遠絡医学・遠絡療法です。
遠絡医学では、ライフフローの通る道すじを「ライン」と呼んでいます。東洋医学でいわれる「経絡」をもとにしていますが異なる部分があるため「ライン」と呼んで区別しています。ラインは、体内に14本、左右合わせると26本あり、遠絡医学ではそれぞれのラインが影響する体内の範囲を特定しています。
遠絡療法は、ライフフローの滞りの原因となっている障害を取り出し、流れそのものを取り戻すことで、根本的な治療を目指しています。
(遠絡統合療法及び医学会サイトよりの抜粋、追記)

trinpleD
遠絡統合療法
元々は歯科領域の痛みの治療に使用されていたレーザー光発生装置です。当院では遠絡療法(遠道相応穴位経絡療法)の施術の際に督脈や任脈と呼ばれる経絡やツボの治療に使用します。


◎無血刺絡療法(チクチク療法)
長田 裕医師が福田?安保理論を基に考案した自然治癒力を高める治療法です。デルマトームと東洋医学の経穴を結びつけた理論をもとに、棘抜きセッシを改良した道具(長田式無血刺絡鍼“仮称”)を用いて皮膚に痛覚刺激を与え、刺激点を出血させず押圧することにより副交感反応を引き起こし、症状を改善させる 西洋医学と東洋医学を融合した治療です。
福田?安保理論では、病気の多くが心の悩み、不安、恐怖など心因性のもや、働き過ぎ、頑張りすぎ、生活の不規則、睡眠不足、無理な姿勢、食事の不摂生、冷えなどの肉体的なストレスによって交感神経が過度な緊張状態に陥り、局所的にも全身的にも、血行不良、活性酸素による組織破壊、排泄・分泌機能低下が起こり発症すると考えています。交感神経過緊張の害を取り除き自己免疫力を高め病気の改善を図る治療法です。 無血刺絡療法は交感神経の過緊張が継続して起こる全ての病態に対して適応となり、しかも安全で合併症もありません。
治療方法は
刺入する鍼治療やマッサージ治療とは違い、無血刺絡用鍼(人体に刺入しないセッシや使い終わったボールペン)を用いて皮膚を押圧するだけです。
診察時間のご案内
診察時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝日 |
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9:00~12:30 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ ※9:00?13:30 |
ー | ー |
14:30?18:00 | ○ | ○ | ー | ○ | ○ | ー | ー | ー |
※診療時間は受付時間でもありますから、12:30と午後は18:00までに慌てずご来院下さい。
※新患・急患随時受付致します。
※お気軽にお問い合わせください。